旧神岡町(岐阜) 観音山(802.7m) 2020年2月23日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 6:22 登山口−−6:35 送電鉄塔−−6:43 観音堂−−6:50 林道終点−−7:05 観音山−−7:16 林道終点−−7:20 観音堂−−7:24 送電鉄塔−−7:34 登山口

場所岐阜県飛騨市(旧神岡町)
年月日2020年2月23日 日帰り
天候
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場林道路側に駐車余地あり
登山道の有無あり
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望東方向に開けているがこの日は雪と雲で真っ白
GPSトラックログ
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コメント神岡市街地のすぐ南側の小さな山。登山道脇にはたくさんの観音様があり、標高680mに観音堂あり。観音堂から山頂までの間に数か所の電波送信所あり。山頂は平坦な傘松城跡




登山口付近の唯一の駐車余地 カーブに登山口(参道)あり
最初は西へトラバース 明瞭な尾根に乗ると道は上へ
600m肩の観音様 標高630mの送電鉄塔
送電鉄塔根元に熊避けの鐘あり 標高640m付近の処理された倒木
標高680mの観音堂。一連の観音像はここが最後 観音堂内部。扉に施錠無し
観音堂裏から山頂まで登山道が続く 標高710mの林道終点。この林道入口は施錠された車止めあり
林道終点の登りは階段 気温は-2℃。比較的暖かい方か
標高770m肩の地デジ送信所 標高790mにはFM放送送信所
FM放送送信所のアンテナ。雪の強さが分かる 山頂直下には気象観測所? 防災無線用のアンテナあり
平坦な観音山山頂 傘松城址。山頂手前に空堀があった
三角点は雪に埋もれていなかった 下山は一本西側の尾根から車道へ出た
こちらの入口には送電線巡視路の標識あり 雪が降りしきる中、駐車箇所へ戻る


・観音山は神岡市街地のすぐ南側、高原川と山田川に挟まれた場所にある山。地形図では北側から山頂まで破線が延びているのと、東側から山頂近くまで実線(車道)が延びている。もちろん狙うは車道で、その入口に向かう。

・カーナビに導かれて細い路地に入り、最後の民家を過ぎて傾斜がきつくなったところで施錠された鎖の車止めが登場。舗装道路で状態はいいのだが一般車は入れない。ここから歩いてもいいが、北側の破線起点の方が標高が50mほど高いので、そちらに向かうことにする。

・昨日の雨が早朝からは弱い雪に変わり、その後は本降りの雪になった。でもまだ林道に降り積もって脱出できなくなるような降り方ではない。小学校と巨大なAM放送送信アンテナの横を掠めて林道へ。路面は白くなっているが凍結していないので急な上り坂でも滑ることなく進めた。

・標高480mの最初の大きなカーブで登山口の標識が出現。しかし地形図ではもっと上からも道があることになっているのでパス。標高530m地点には「立ち達摩」の像あり。暗い時刻に見ると不気味な迫力あり。横には携帯電話基地局あり。さらに登って登山口が登場し、その先のカーブにこの付近では唯一の駐車余地あり。観音山の北側中腹にはいくつもの観音像が安置され、それらを繋ぐ参道があり、登山道の一部となっている。よって観音山参道の案内が登山道の目印。

・雪の降り方が強くなり、体に触れる藪が無いとも限らないので安価な雨具の上下を着て長靴で出発。

・林道から参道に入ってすぐに参道は右へとトラバース。600m肩から北西へ延びる尾根に乗るとやっと上に向かう。参道にはいくつもの観音像あり。全部でいくつあるのだろうか。参道は広く体に触れる木や草は皆無。

・標高630m地点で送電鉄塔が登場。周囲の木々は今朝からの雪で落葉した枝までたっぷりと雪が乗って真っ白できれいな光景。気温は-2℃程度でこの時期としては暖かい方だろう。でも防寒防水手袋(テムレス)に仕込んだ使い捨てカイロが大いに役に立った。

・標高680m肩には観音堂あり。一連の観音像のなかで最も標高の高いところにある。ここは人が入れるだけの大きさがあり、施錠されていないドアを開けてお参りできる。登山の安全を祈願した。

・観音堂の裏手からこれまでと変わらぬグレードの登山道が山頂まで続く。標高710m地点で東から上がってくる林道の終点。ここからの登りは階段が整備されている。

・標高770m肩には地デジ送信所あり。標高790mではFM放送の送信所あり。さらに山頂直下では気象観測所と思しきアンテナあり。アンテナの大きさから想定されるのは行政無線で、アンテナ用電柱の他にもう一本電柱が立っていて、そこに気象観測機器らしい筒が設置されていた。積雪量も測定しているのだろうか。ここが最後の電波塔だった。

・最後の電波塔のすぐ先が観音山山頂。その手前で尾根が不自然に凹んでいて、城跡の空堀らしいと思ったが、山頂には「傘松城址」の標識が立っていて、本当に城跡だった。山頂は人工的に造成されたように広範囲に平坦だった。三角点は雪面より高い位置に頭を出していたので容易に発見できた。強い雪で周囲は真っ白で展望は無かったが、ネットの記録を見ると山頂の展望はそこそこあるようだった。

・帰りはほぼ往路を戻ったが、標高550m肩で右(東)へ曲がる箇所で直進してしまい、送電鉄塔で道が消えてルートミスに気付いた。往路ではここはトラバースしたが、短い距離だけトラバースして参道が分岐しているのでそちらへ下り、僅かで林道に出た。ここには雪に埋もれた送電線巡視路標識があった。ただし、近くに駐車可能なスペースは無い。

・車に戻ると雪が5cm近く積もっていた。これを予想して車には除雪グッズを積み込んでいたので屋根やガラスの雪を下したが、やっているそばから雪が降り積もっていった。

 

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